1400形電車



概要


 1200形電車は空調機器を搭載したことによって諸島民に人気の車両となりましたが、車両の搭載スペースが限られていることから小容量の空調機器しか載せることができず、空調能力を超えてしまう混雑時間帯は効きが良くありませんでした。

 

 これを解消しようとした瑞霞電鉄は、どうにかして大容量の空調機器を搭載しようと検討した結果、1450形に大容量の空調機器を2台搭載し、そのうち1台を1400形用の空調機器として1400形と1450形の間をダクトで繋ぐ方法を用いた1400形電車が誕生しました。なお、1500形電車は大容量の空調機器を搭載することができないことから製造されることはなく、欠番となっています。

 

 大容量の空調機器を搭載した1400形電車は、混雑時間帯でも空調が効くようになったため、より諸島民に喜ばれましたが、特殊な構造であるが故に整備からは大変嫌われ、点検周期を少しでも延ばすために運用担当が1400形を極力運用に就かせないようにする程でした。

 

 外装・性能は共に1200形電車を踏襲しています。大型の空調機器を1450形に集約したことにより、1400形の重量は若干減少、逆に1450形の重量は増加しました。

 

 初期の運用は1000形電車・1200形電車と共通でしたが前述の理由により短距離の運用や朝時間帯のみの運用を主としていました。

 

 後年は1600形電車が登場したことによって(整備の面から)使い辛い1400形電車は1200形電車と共に廃車となり、車両によっては短命に終わりました。

 

主要諸元表


定員

1400形・1450形:各92人(座席48人+立席44人)

 連結面間距離

14650 mm

車体長

14050 mm

車体幅

2750 mm

車体高

4000 mm

台車中心間距離

8650 mm

固定軸距

2000 mm

主電動機

100 kW × 4 / 両

制御方式

抵抗制御

加速度

2.5 km/h/s

減速度

5.0 km/h/s

最高運転速度

60 km/h

車体

ステンレス製